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じゃぁ俺にキスしてよ。
俺は冗談で言った。半分「してくれたらラッキー☆」とは思ったけど。
「な!?/////
それは可能不可能の問題じゃないだろ!」
え~、俺はいつでも大歓迎なのに。
ゆうちゃんはまた顔を赤くしている。ん~、可愛い☆
俺がそんなことを思いながらゆうちゃんを見てると、八咫が横で笑いだした。
「ククク・・・あはははは!駄目だ我慢できん!ゆう、もっかいやってやれよ!」
八咫が馬鹿笑いしていると、ゆうちゃんがゆらりと八咫の方を向いた。
「・・・八咫、焼き鳥になりたいのなら僕が喜んで手伝うぞ」
うわぁえげつないな・・・ってゆうちゃんなんか後ろに黒いオーラが!
俺はそう言った後にふと何かに引っかかった。
「ん?もう一回?どういう事?」
「あぁお前さんは知らないか、実はお前さんを助けるときゆうがな・・・」
八咫が言いかけた瞬間、ゆうちゃんは八咫をむんずとわしづかみにした。
「・・・雅親、今夜は八咫の丸焼きだ」
「ゆう!?ちょっと待とうぜ?」
「却下☆」
「なんか目が座っちゃってるよこの娘!ちょっ、雅親助け・・・」
そこで俺はいつか八咫に言われた台詞をそのままかえしてやった。
「お前が悪い」と。
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