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次の日、多くのウサギ達泣いていた。
ピョン太が死んだと知ったから。
普通のウサギ、抱きしめてあげなかった事を後悔してる。
大きなウサギ、哀しみ聞いてあげなかった事を後悔してる。
小さなウサギ、一緒に笑ってあげなかった事を後悔してる。
いっぱい、いっぱい後悔してる、ウサギの集団。
涙を流し過ぎて、目が真っ赤か。
ピョン太に謝りたいけど、ピョン太はもう居ない。
年老いたウサギが呟いた。
「夜空に上るお月さん、ピョン太はあそこで家族と一緒。」
それを聞いたウサギ達。
いつかピョン太に謝りに行こうと、真っ赤なお目目でお空を見上げ、ピョンピョンピョンと跳ね始める。
今宵の十五夜、ウサギ達。
ピョンピョンピョンと、マンマルお月さん見て、跳ねている。
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