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僕は18の時、田舎からこの街に出てきた。
母は銀座でクラブのママをやりながら愛人の子、つまり僕を生んだ。
誰にも気付かれないように田舎で僕を生むとすぐにまた夜の世界に復帰した。
だから僕は祖母に育てられて大きくなった。
高校卒業した僕は都会に出て仕事をしようと決めていた。
色々バイトはしてみたけど、どれもピンと来なくて長くは続かなかった。
僕にとってやりがいのある仕事が見つかるまでは色々やってみようと思った。
ある日街をブラブラ歩いてるとホストクラブのキャッチが女の子に声をかけてるのを目にした。
その時、僕はホストに興味を持った。
すぐにその手の雑誌を見て、人気のホストクラブに行ってみようと思った。
これがスターダストに入ったきっかけだ。
僕が面接に行くとその店のオーナーは僕を気に入り、その日すぐに採用された。
だけど入ったばかりのホストクラブは僕が想像してた世界とは全く違っていた。
一番新人の僕はトイレ掃除から雑用まで、安い給料で働かされた。
先輩たちからはいじめられ、その度に僕はこいつらを絶対追い抜いてやる!悔しい思いをバネにどんなことにも耐えてきた。
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