ぼくの訳

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そうだな...まずは精神的に追い詰めることにした。 ぷるる...ちょうどいい...電話だ。 「何してんの?」 「はっ⁉誰だよ⁉別れて」 「何⁉いきなり」 作戦通りだな。 「別れて、ばいばい。」 「えっ⁉グスッ...」 よし泣き始めた、勝負はこれからだ... 「だから別れて」 「やだ❗ずっといたいの❗もっといたいの❗」 「やだから、じゃあね」 「やだ❗やだよ...ぉ❗」 彼女の声がかすれてきた、まだだ 「別れよ」 「いやだ❗❗」 「うるせぇなぁ❗別れるっていってんだよ❗」 「いやだぁぁ❗❗❗❗❗」 悲鳴に近い声がする。ぼくにしてみれば興奮する材料だ。 「いままで楽しかったよ」 「やだ❗❗いやだぁぁぁぁぁ❗❗❗❗」 「あれ?〇〇さん(彼女の名字)どうしました?」 「いやだぁぁぁぁぁ❗❗❗❗もっといたい❗❗」 「だからもう関係ねぇんだよ❗」 無論嘘だ。彼女は好きだ...しかしこいつほんとに責めがいがあるぜ...まだまだこれからが本場のいじめよ
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