プロローグ

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たどり着いた場所は体育館ほどの広さの部屋だ。 部屋の中央には魔法陣のようなものが描かれており、その周りを囲むかの様に見慣れない機械があった。 そして壁という壁に何やら文字が刻みこまれている。おそらく古代語か何かだろう 普通の人から見れば怪しげな場所だろう。 もちろん彼女もそう思ったに違いない。 しかし彼女の父親は険しい顔をし、馴れた手付きで機械を触り、キーボードに何かを打っている。 母親の方を見てみると、悲しそうな顔をし、今にも泣きそうな顔である。  
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