病院に運ばれるまで

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「あれ。」 先生はその場の光景を信じられなかったのだろう。 そんな言葉しか出なかった。 後から聞いたのだが、先生は遊びでこんなことをしているのだと思っていたらしい。 「何してるの!はい、起きて!」 先生は慌てた様子で僕を担ぎ上げた。 そして直ぐに首のコードを外し、他の先生に連絡を入れた。
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