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しばらく歩くと
『シュウ君に私の名前を教えてなかったな。私の名前はネックだ、改めてヨロシク』
二人は握手をした。
『ネックさん僕達はどこに向かってるんですか?』
『ああ、遺跡の街ゼネラルだよ』
『遺跡の街ゼネラル?』
シュウは村から一歩も出たことがないので他の街や都市のことを知らないのは当然である。
『遺跡の街ゼネラルは聖騎士団団長でもあるクリザリット・ゼネラルが国王なんだ』
『聖騎士団?』
『聖騎士団とは神であるアークスの直属の特別精鋭部隊なんだよ』
『なんかよくわからないけどスゴいんだね』
シュウは聞いたことのない単語だらけだった。
『ほら見えてきた…』
ネックは前を指差した
そこには小さい山にたくさんの建物が並んでいて、てっぺんには城が見える。
『スゴい…』
シュウは口を開けたまま固まってしまった。『ほら行くぞ』
『あ、はい』
街に入るには大きな扉を開けてもらい階段を登るとすぐ人がたくさんいる広場に出た。
『うわ~人がたくさん』
こんなに人がいるのを始めて見たのだからビックリするのも無理はない
シュウと老人は街の上へ上へと歩いて行った。
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