Cherish

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僕らが落とした欠片が 型を創った 憧れた遠くの景色が少し近づいた うる覚えの感情着こなして 知ったような口して 与えたばかりの名前を 何度も呼んで抱き上げてる それは思っていたよりも、ずっと小さな小さな手で 言葉なんかにはならないくらい 暖かくて 泣いてた 悲しいんじゃないけど 伝える術がない 知ったような口も今は閉じて 答え探してやろう うる覚えの感情脱ぎ捨てて 何が残るんだろう? はるかに大きなこの手が 答えなら知ってるはずなのに 悲しいんじゃなくて 泣いてたのは 生きていることの証 意味や価値を知る 唯一無二の小さな大きな声 確かに届いた 僕らが守るべきものの声 それは思っていたよりもずっと、小さな小さな手で 言葉なんかにはならないくらい 暖かくて 悲しいんじゃなくて 泣いてたのは ほら 暖かすぎたから 守るべきもの 僕が生きる意味を持つ手
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