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一人ぼっちで、七つの子を歌って居た私。 あの淋しさをいつも拭ったのはお父さん。 「愛美のおじいちゃんだよ。いつも、優しかった。お母さんが、居なくても、お父さんが居れば良かったんだ。みえおばちゃんも居たし… だけどね…私が十歳の頃、お父さんが病気で亡くなったんだ。悲しくて悲しくて泣いたよ。私は、本当に一人ぼっちになったって… 私はこれからどうなるんだろうって…」
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