別れ そして 始まり

4/11
前へ
/84ページ
次へ
ノリさんが テーブルの 中央に 私向きに メニューを 開く さすが 元ホスト こう言う 細かい 気遣いが ときめかせる(ラブラブ) って メール 終わりかい 「俺目玉焼き乗ってるハンバーグとカルボナーラとエビドリア」 多分 また 言うぞ この ノリさんの 目付き 来るぞ 「エイドリアーン」(映画ロッキーより) キタ━━(゚∀゚)━━ しかも 声が 渋い 私は 仕方なく 吹き出す プッ 心の 中は 大爆笑 毎回 言うけど 大爆笑 親父ギャグ なのに 撃たれる ロッキーが 好きな 訳じゃないが 撃たれる 「毎回 言うなぁ~ しかも 声 でかい」 私が 心にも無い 中傷を 無視して ノリさんが 店員を 呼ぶ チャイムを 押す 「待ってよ 私 まだ 決めて 無いよぉ~」 「エイドリアーンで 伝わるかなぁ? 俺の 気持ち?」 どんなだ 気持ちって… 「やるな 絶対に やるな恥ずかしいから」 私は 悲痛を あげる
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加