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レジで 支払いを 済ませ
表に 勢いよく 出る ノリさんの姿は? 無い
車だ ノリさんの 車は… 有った 動き出したな 前に 飛び出して 決めてやる
私は ノリさんの 車の前に 飛び出して 叫ぶ
「僕は死にましぇ~ん」(101回目のプロポーズより)
寸前で 止まった 車から
ノリさんが 窓を 慌てて 開けて
「危ねぇだろ! 死にてぇのか!」
少しバックして ハンドルを切り 私を 避けて 走り去る
えっ?
ちょっと違う…
ちょっと待って…
本当に 終わりなの?
私は 急に 胸が 熱くなった 頬から 違う 目から 流れ落ちる 涙 涙 涙
悔しい 私の 体を 否 命を 懸けた 渾身のギャグを あっさりと 素通りかよ(ムカッ)
そこじゃ無いだろ この涙 ツッコミながら 泣き笑いの 私
強くなった 3年前なら きっと 死んでたな ノリさんの 車に 引かれて
3年前かぁ 細かく 言えば 3年半前だな ノリさんと出会って 付き合い 始めたのは…
私とノリさんは 或 無料の 出会い系サイト
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