『序章』

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その日の午後、俺はクラスの不良4,5人に近所の廃工場に呼び出された。 それからそいつらは俺に最近態度が気にいらないと因縁をつけて来た。 俺はそんなことを言われても困るしか無いが連中は俺をヒマ潰しにただボコりたいだけだった様だ。 しかし、彼等だって人間だ。 間違いを起こす時だってある。 そう俺は彼等の暴力によって死んでしまったのだ… 「おい…コイツ動かなくなっちまったぞ…」 「ヤベェんじゃね?」 そんな事を彼等は口々に言っている。 (殺しておいてこれか…)
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