1・いつもの風景

3/8
前へ
/22ページ
次へ
国も今や一つのみ。 言語も一つ。 宗教も一つ。 そして、通貨も一つ・・・。 争いの起きない歴史上最も平和な時代である。 先程の光景は第三次世界大戦後流行した駄菓子屋での風景である。 彼らにとっては新しい光景なのだ。 ところでその時使ってた硬貨はTime。 つまり・・時。 戦後、建物などが無くなった後、残ったのは人間の記憶と技術。 今ではその技術発展の教育の為に子供を産むことが多いので、少子高齢化が進むことはない。 その技術の一部として通貨『Time』は利用されたのだ。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加