えんぴつ✏

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最初から無理だと思ってたFくんはたいしたショックも受けなかった そして、次の私立高校の受験の日がやってきた この日はシャーペンを持ってくるのを忘れてしまった そのため、鉛筆を使って受けることにした 相変わらず、『ミジンコの頭』が発動! またしても、一問目から解けない!! その時、ふと目に入ったものは自分の手にある鉛筆… コロコロコロ… 鉛筆を転がした… 「よし、これは『イ』だ!」 …とまぁそんな感じで問題をどんどん解いていった この高校は、以前受けた高校と同レベルくらいだが、なんと!! 受かってしまった… その後、公立高校を2校受けたが、共に不合格 結局、鉛筆のおかげで受かった高校に行くことになった その後、やはり奇跡で受かったものだから、授業についていけなくなったのは言うまでもない
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