序 章

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  人間の身体、 僕らが生きるための力、 人間の体重の約40%が 筋肉だと言われている。   その数は約600。   例えば、 食べ物を食べる筋肉、 噛み砕いた食べ物を 口から食道、胃へと送る。 味覚を司る舌も筋肉の一つ。   視覚を司る目。 目にも眼球を動かすための力、 筋肉の一つがある。   生きるために必要な力。   生き物は呼吸をする。 呼吸をするための筋肉がある。   そして、 人間の全ての源、   心臓にも筋肉が 生きるための力が必要なのだ。   それがどういうことなのか、   僕はこの小説を書き続けたい。   つまり、 この小説は永遠に完結しない。   書き続ける俺が この世界から解き放たれるまで
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