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「あ、そうだ!自己紹介してなかった!みんな一緒に…」未だに鼻声だった…
ブラッドは引金に指をかけ、クリスに[こいつ、殺るか?]と目で合図した。
それに対して、クリスは[どちらでも]、と返した。
男は鼻声で、
「なら、名前ぐらいならいいだろ?…な?」
「あぁ、いいだろう…」
ブラッドは少し考えて、許可した。
すると、男は銃口から、鼻を離し、話始めた。だが鼻には、丸い銃口の跡がくっきりと残っていた。
「じゃあ、俺からだな!俺は、リッキー・バーグだ!!気軽にリッキーって呼んでくれ! んで、あんたらは??」
「…ブラッド・レイだ、ブラッドでいい…」
「えっと…クリスです、クリス・シン…」
ブラッドいわく、くだらない自己紹介が終わった後すぐに、なにか熱いものが降って来た。服が溶けていく…
硫酸だった
「建物の中に走れ!!」
ブラッドが叫んだ!!
なんとか、無事に建物内に辿り着いた。だが安心するのも つかの間
「おい、ブラッドにクリス…う、後ろ…」
リッキーが震えた声で言った。
後ろには、さっきとおなじ、チェーンソー男と巨大ハンマー男を始め、爬虫類モドキも居た。
そして、その怪物達の後ろには、あの、謎の男が居た。
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