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―告白_突然_紛れも無い事実―
此処は杏仁結依(アンニュイ)学園。
古くからある私立男子校で一癖も二癖もある風紀委員により仕切られていた。
其処に通う、風紀委員のパシ…一員の山里 丞(2-G)は昼休み、昇降口で震えていた。
右手に手紙と汗を握る。ゆっくり、手紙を靴箱にいれた。俺は今日…告白する。
相手は同じ風紀委員の沖口 輝くん。(ついでに同じクラスね。)
ずっと…大好きだった。
『中庭に来て下さい』
ベタかな…。
「来て…くれるかなぁ?」
「…………」
この時俺は舞い上がっていたんだと思う。背後の気配も悟らずに一人考えを巡らせていた。
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