プロローグ1~夢~

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暗闇のなかにうごめくものたちがいる 闇にとざされた部屋 床に書かれた魔方陣 そして中心には生後1か月ほどの赤ん坊 不意に会話がはじまる 「集まってくれたか」 リーダーのような、白のローブをまとった人が言うと 「本当にやってしまうのか?」 蒼のローブをまとった人が心配そうに言った 「なんだよ今更やめるっていうのかよ?」 そしてそれを聞き朱のローブをまとった人が少し怒ったように言う 「やめることは出来まい、このままではこの子は死ぬからな」 すると黄のローブをまとった人が諭すように言った 「それに死ななかったとしても大変危険ですし」 緑のローブをまとった人が捕捉して言い 「まぁやるしかないってことだよね」 紫のローブをまとった人がまとめるように言った 「えぇ、頼みます」 そして最後に黒のローブをまとった人がそう言い そこで俺は目をさました
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