プロローグ2~日常~

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家を出ると門の前に見覚えのある二人組が見えた 「遅いぃ!」 「……遅いぞ」 二人の第一声はこうだった 「女の子を待たせちゃだめだよぉ!」 少し怒ったように少女は言う その少女の名前は 七瀬 海菜(ななせ みな) 金色の綺麗な長い髪に優しい顔だちをしている 綺麗というより愛らしい美少女 16歳で空斗と同じ学校 学年で10位以内には必ず入るほどの学力を持つ 身長は158 体重はもちろん秘密 性格は明るく、他人のことを第一にするほど優しい 空斗とは親友である 「もう少し早く起きなよぉ」 海菜は呆れた感じでそう言った
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