プロローグ2~日常~

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「まったく、海菜の言う通りだ……」 隣の少年が言った 「わりぃわりぃ、陸」 少年――陸は悪びれない空斗を見て困った表情をした 彼は本名 久隠 陸(くおん りく) 高校、学年、年齢ともに同じ 成績はいつも5位以内で運動は学年トップクラス イケメンの部類で空斗と人気を二分している 普段は静かで紳士的 髪は青みのかかった黒 身長は190 体重は76 陸は久隠財閥の次男であり空斗とは幼なじみであり親友 「まあいいが、速く行かないと始業式が始まる」 陸は諦めたようにそう言った
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