プロローグ

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今、王座のまえでふたりの激しい戦いが行われている。 周囲には傷つき倒れ力尽きて死んでしまった人たちの死体が散乱していた。 「終わりにしよう…この長かった戦いを、今この場で貴様を倒して!」 「ガハッ…ハァハァ‥‥グッ…」 「…我、汝の力を求める者なり。我が魂の叫びに応え力を与えよ…」 男は手にしていた剣を胸の前に構え呪文を唱える、すると剣から神々しい光が溢れ出しそれと同時に一瞬で間合いを縮めそして 「終わりだ!」 力強く切り裂いたと同時にものすごい光があたりをつつんだ。 「マタ…イツノヒ…カ…ワタ…シ…ハヨミガエル…ソノ…トキコソ……」 光が消えるとそこには何も残っていなかった。 「終わった……やっ‥と…これ…で平…和は戻る…は……ず…」 ドサッ すべての力を使い果たし倒れてしまった。 その場には2本の剣だけが残っていた……
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