――始まり―――

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『あ~マナから聞いちゃった(笑)マナからの電話シカトしてたっしょ??』 図星を突かれ黙るメグ― とゆーか勝手に番号を知られたことが頭にきていた。 (許可を得てから教えろ!!しかもなんでアヤぢゃなく私を??) 怒りが治まらずメグは無言で携帯をアヤに渡した。 戸惑いながらもアヤは何やら楽しげに話始めた。 その脇でメグはイラつきながら煙草をくわえる。 「うん…うん…わかった~またあとで連絡すんよ~」 と言いアヤは電話を切った。 (あとで………?) 嫌な予感がしていた― 「なんかね~カラオケ行こうって!亮太くんもいるって」 「はぁ!?なに勝手に決めてんの!?」 キレ気味に言うメグにアヤは笑いながら言った。 「ぢゃあ行かないって電話するよ。」 明らかガッカリするアヤの態度――――― ―――――――――二人の関係も少しずつ捩れ始めた―――――――――
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