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社会人となり一年を迎えようとしていたメグ、19歳だった。
仕事にもすっかりと慣れ、遊ぶ事に夢中になる年頃……。
そんなある日、突然、運命は回り始めた―――
お風呂を出て髪を乾かしているときだった。
~♪~
ケータイがけたたましくなる。
メグは着信を見て溜め息をついた。
「またかょ……」
自然に漏れた。
しばらく放置していたが切れる様子なし――
仕方なく電話にでた
『メグっち~何してる?』
(やっぱりな……)
相手は仕事場の同期(女)…社会人デビューと言うのか、顔は冴えないが男遊びは激しかった。
最近この女【マナ】からの誘いがしつこかった。
「もぉ寝るし……」
面倒臭く答える。
『あのね~前から誘ってる奴らがしつこくて~迎えに行くから遊ぼ!』
(しつけぇのはお前だょ〓〓)
「今日も無理!ごめん」
とだけ言いメグは電話を切った―――
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