307人が本棚に入れています
本棚に追加
/108ページ
「んっ…ふぁぁ~」
欠伸をしながら起きあがる1人の少年
「倖!!早く起きなさいよ!また遅刻するわよ!?」
母親らしき声が聞こえた。
「わ~ってるよ!…たくっ」
倖と呼ばれた少年は素早く朝食をすませ、着なれた制服を着用し、玄関を出ようとする。
「忘れ物は無いでしょうね~?」
「無いよ!じゃあ行ってくる」
少年はいつものように家を出た
その家の表札には『真田』と、記されていた。
最初のコメントを投稿しよう!