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真田 倖(さなだ ゆき)それが少年の名前である
黒髪を少し立てており、身長は175…まぁ何処にでもいそうな普通の少年だ。
倖がいつもの通学路を歩いていると…
「ちぃっす!倖!」
「おっ。誠司!はよ~」
倖と同じ制服を着た小柄な男で、短めの髪に金髪…この男は、
沖田 誠司(おきた せいじ)と言い、倖のクラスメートだ。
「倖、今日は珍しく遅刻じゃないんだな?」
「いつもいつも遅刻している訳じゃ無いんだけどな…」
「ん?じゃあ今学期で遅刻は何回した?」
「…………覚えてねぇよ。」
「22回。」
「はっ!?数えてんの?相変わらず誠司は細かいなぁ。」
「几帳面だと言ってくれ♪」
「ハイハイ、人の事まで首を突っ込まなくて結構。」
倖と誠司はごく普通?の会話をしながら、学校へ向かった。
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