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教卓の前に立ち…
「ほら!静かにしろ~!」
クラス全体を制すように言った。
「誰あれ?」
「さぁ?」
「若いなぁ。」
「しかも綺麗だし…」
クラスは皆、ざわめいていた。どうやら、いつもこのクラスに来る担任では無さそうだ
「え~君らの担任と臨時に替わることになった、
関田 美羽(かんだ みう)だ。よろしくな!ちなみに教科は数学だからな!」
「うほ!!グラマラス!オイラの超タイプかも!!」
この超ハイテンションな男は、豊臣 金地(とよとみ きんじ) 。クラスのムードメーカーでもあり性格はケチで、顔は猿みたいで、可愛い女を見るとすぐついていく。
「…金地…はしたないぞ…」
と、誠司は注意するが、確かに関田は魅力的な体をしていた。
「お、元気があって良いぞ!
勉強も、それくらい熱心に頑張ってくれよ!」
「は~い♪」
金地は、関田の言葉に元気よく返事をしたのだが……
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