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Act2.神父と悪魔の子
何処にでも下らない言い伝えやジンクスというものは存在する。それを信じるも信じないもその人の勝手だ。
俺はそれについてとやかく言うつもりはない。
でも下らないジンクスを信じるがために人を不快にするのは頂けない。その人の価値観やジンクスで差別をされたらたまったもんじゃない。
俺は「悪魔の子」と呼ばれるその子が気の毒で、そして何故か酷く自分に似ていると思った。
誰か俺達を助けて欲しい。
そう強く願う。願えるものならば…
でも所詮誰も助けてくれない。自分の身は自分で守って行くしかないんだ。
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