はじまり

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「はぁ、はぁ」 俺は逃げている。 後ろから来る アイツから。 「はぁ、はぁ」 ヤバい。 酸素、たんねぇ。 捕まったら 何されるか、わかんねぇ。 後ろを見ると 「アレ?」 いない。 何処に行ったんだ? 息を整えながら 周り見渡す。 「やった。逃げきった。」 ふぅーっと息を 吐いた瞬間 「あまいわね」 「!!」 体がビクッとなる。 後ろを見ると 既に遅かった。 「チェェェェスゥトォォぉぉぉ!」 階段最上階から 俺の顔目掛けて 蹴りをかまそうとする アイツの姿が あった。 「くぅぅぅラァァァァえぇぇぇぇぇぇ!」 ヤバい! あれをクラったら 間違いなく死ぬな 俺。 何とかして かわさなければ! 「そうだ!」 1つの案が思い付いた。 「おーい!パンツ見えてるよ!」 まさに有りがちな。 「え?うわぁ!見るな!」 バランスを崩して 下に落下。 「いっつぅ。」 俺は屈んで 「大丈夫か?」 その一言に 「大丈夫じやないわよ!」 っと罵声をあびた。 なんで こんなことに なってしまったかと 言うと・・・。
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