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最初にかかってきたのはリーダーじゃない奴だった。
１人が私を後ろから押さえてもう１人が木刀を上げながら向かって来た。
「紅の魔射姫もこれで終わりだぁー！」
「差しで来いっつってんだろーがチキンヤローが！！」
私は片足で木刀を蹴り飛ばし、後ろの女に全体重をかけて両足を上げて女を蹴った。
「束になんねぇーと１人も倒せねぇー奴が勝負挑んでんじゃねぇーよ！」
後ろの女の押さえている手を逃げないように掴み、また全体重をかけて壁に押し当てて肘鉄をくらわした。
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