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優斗「もしもし」
美涼「早く屋上から立ち去ってあげなさい」
優斗「え?」
美涼「いいから早く!生徒会室にいるから」
何がなんだかわからないが言葉通り至急生徒会室まで降りた
美涼「おかえり」
優斗「ただいま
見てたんだ……」
イヤホンを出してきた
優斗「盗聴かよ」
美涼「すずも聞いてるよ」
優斗「間違っても…」
美涼「ひなちゃんは聞いてないから大丈夫
そして生徒会室は貸し切りだから」
優斗「なぜ……?」
しばらく溜めて口を開いた美涼である
美涼「優斗、あなたも人なのよ?泣きたい時には泣いて…笑いたい時には笑う。それができるんだから…一人で背負い込まないでちゃんと吐き出しなさい」
まったく…この人はどうして……でも…
優斗「学校では泣かないって決めてるから。生徒会副会長兼理事長代行だから…」
美涼「そう言うと思ってたよ…だから帰るよ」
優斗「仕事…あるんだけど…」
美涼「大丈夫だよ」
パチンと指を鳴らすとすず&宇都宮家メイド'Sが出て来た
美涼「さあ…帰るよ」
優斗「…………了解」
半呆れで了承した
美涼「すず。今日も私戻らないから」
すず「了解。ゆう…お疲れ」
優斗「うん…」
美涼「ひなちゃんには私の部屋を貸してあげて」
すず「らじゃー」
水柳家へ向かう優斗&美涼である
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