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雛希「ふい~。満足満足♪」
優斗「確かにな満腹満腹♪」
雛希「満足!だよ!」
優斗「はいはい」
雛希「じゃあ、後夜祭も終わったし帰ろっ?」
優斗「ごめん💦ちょっと雪菜に呼ばれててな。行かなくちゃならない
先に帰るか?待ってるか?」
雛希「………待ってる」
優斗「わかった」
雛希の元を離れ裏庭へと受かって行く優斗であった
雛希「お兄ちゃん……ごめんね」
こっそり雛希も後を付けるのである
雪菜「…………ぁ」
優斗「すまん。遅れた」
ほれ、と来る途中に買っといたホットココアを渡した
雪菜「ありがとう」
手でころころと転がし、手を温めてからコクンと飲み始めるのであった
雪菜「それで…本題なんだけど……」
優斗「ん?あぁ…なんだ???」
スゥー、と息を吸い込み話し始めた
雪菜「ゆうクンがお父さんのチームに入ってからずっと…ずっとゆうクンを見て来た…
運動もこなし、バイトも…それに始めは一人暮らしだったし…勉強もこなした…
私はそんなゆうクンを今までずっと見てきた…だから私はゆうクンの事を誰よりも知っているはず……」
そう雛ちゃんよりも……
雪菜「だから……
…………私は………
優斗…あなたが好きです…
私と…付き合ってください!…」
雪菜の全身全霊の告白。それを黙って聞いていた優斗
雪菜は、自分の気持ちを隠さず素直に話した。だが…その告白を聞いていたのは優斗だけではない…木陰にいる一人の女の子…
その子は今にも儚く脆く…崩れてしまいそうだった…
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