本当の気持ち…伝えた気持ち

3/9
前へ
/383ページ
次へ
すず「………………」 雛希「………………」 美涼「なるほどね……。いつかは告白すると思ったんだけど…」 雛希「……………」 すず「雪菜ちゃんがね~。まあ、あの子もゆうのことが好きだからね……。それでひなちゃんはどうしたいの?」 雛希「どうしたい?」 すず「雪菜ちゃんが告白したのを聞いてどうしたいの?」 雛希「…………くない」 すず「え?」 雛希「お兄ちゃんを渡したくない!」 今にも泣き出しそうな雛希だがこらえて言った 美涼「渡したくないならなにか行動しなきゃ」 すず&雛希「え???」 美涼「雛ちゃんも優斗のことが、基い…ゆうのことが好きなんでしょ? だったらその気持ちを伝えなきゃダメだよ…」 雛希「……………」 美涼「伝え方が分からないんでしょ? ふふっ♪そんなの簡単だよ。ゆうは雛ちゃんをとっても大事にしてるんだよ?だからね…どんな我儘だって聞いてくれるから」 雛希「……………?」 すず「……………💡」 美涼「すずはわかったみたいね」 すず「うん。ひなちゃん…ゆうとデートしなよ♪そして…その時にイッパイアピールしなきゃ♪」 美涼「告白するしないは雛ちゃん次第だけど、私はお兄ちゃんが好き…一人の女としてっていうのを伝えるの 私は告白はしない方がいいと思うけどね」 すず「うん。いま告白すると…ゆうの事だから二人とも振る…だからアピールだけした方がいい」 美涼「雛ちゃん…一つだけ言うね。だれが何をしようと雛ちゃんは雛ちゃん♪自分を貫かなきゃ」 雛希「………私は私か…。 うん!そうだよね♪ありがとう…すずお姉ちゃん、美涼お姉ちゃん」 美涼&すず「いえいえ」 美涼「じゃあ、これは私から雛ちゃんにプレゼント」 紙を渡して来た 雛希「遊園地の無料チケット」 美涼「頑張ってね」 雛希「うん、ありがとう」 美涼&すず「いってらっしゃい」 元気に送り出した二人であった
/383ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加