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すず「………………」
雛希「………………」
美涼「なるほどね……。いつかは告白すると思ったんだけど…」
雛希「……………」
すず「雪菜ちゃんがね~。まあ、あの子もゆうのことが好きだからね……。それでひなちゃんはどうしたいの?」
雛希「どうしたい?」
すず「雪菜ちゃんが告白したのを聞いてどうしたいの?」
雛希「…………くない」
すず「え?」
雛希「お兄ちゃんを渡したくない!」
今にも泣き出しそうな雛希だがこらえて言った
美涼「渡したくないならなにか行動しなきゃ」
すず&雛希「え???」
美涼「雛ちゃんも優斗のことが、基い…ゆうのことが好きなんでしょ?
だったらその気持ちを伝えなきゃダメだよ…」
雛希「……………」
美涼「伝え方が分からないんでしょ?
ふふっ♪そんなの簡単だよ。ゆうは雛ちゃんをとっても大事にしてるんだよ?だからね…どんな我儘だって聞いてくれるから」
雛希「……………?」
すず「……………💡」
美涼「すずはわかったみたいね」
すず「うん。ひなちゃん…ゆうとデートしなよ♪そして…その時にイッパイアピールしなきゃ♪」
美涼「告白するしないは雛ちゃん次第だけど、私はお兄ちゃんが好き…一人の女としてっていうのを伝えるの
私は告白はしない方がいいと思うけどね」
すず「うん。いま告白すると…ゆうの事だから二人とも振る…だからアピールだけした方がいい」
美涼「雛ちゃん…一つだけ言うね。だれが何をしようと雛ちゃんは雛ちゃん♪自分を貫かなきゃ」
雛希「………私は私か…。
うん!そうだよね♪ありがとう…すずお姉ちゃん、美涼お姉ちゃん」
美涼&すず「いえいえ」
美涼「じゃあ、これは私から雛ちゃんにプレゼント」
紙を渡して来た
雛希「遊園地の無料チケット」
美涼「頑張ってね」
雛希「うん、ありがとう」
美涼&すず「いってらっしゃい」
元気に送り出した二人であった
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