本当の気持ち…伝えた気持ち

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雛希「お兄ちゃん!起きて…朝だよ!」 優斗「ん~……何時~?」 雛希「9時だよ」 優斗「ん~……わかった~」 むくりと起き上がった 雛希「おはよっ。お兄ちゃん」 優斗「おう……おはよ…う……?」 時計を見ると短針は7を差していた 優斗「ひな」 雛希「なに~?」 優斗「今何時だ???」 雛希「ご飯できてるから下にきてね」 優斗「な…おい!ひな」 早々に立ち去る雛希であった 優斗「………後2時間…寝よ」 ふてくされてベットに入る優斗である 雛希「お兄ちゃん……遅い…10分も着替えに時間かからないもん。お兄ちゃんの場合は」 再び二階へと上り優斗の部屋に行くと…… 優斗「……💤……💤…💤」 雛希「…………………💢」 この時、雛希は本当の殺意を抱いた 雛希「お兄ちゃん………💢」 助走をつけ優斗のお腹に向かって飛び付いた ゴツ… 雛希「はぐっ!?」 なんか硬い物にあたった 雛希「い……痛い(泣)」 布団を取っ払うとお腹の部分にいかにも硬そうな木材を持って寝ていた 雛希「…………ちゅー、しちゃってもいいよね…」 徐々に顔が近付くと… 優斗「寝てるのにそれは反則じゃないか? それに兄妹だ」 雛希「血は繋がってないもん」 優斗「いやいや。でもな…」 雛希「一回したもん…」 優斗「ぐっ……。起きる!ちゃんと起きるから…な!」 雛希「じゃあ、今日のデートで手繋いで」 優斗「え~…」 じ~~~~…… 優斗「はい。わかりました」 雛希「よし♪じゃあ、早く起きて準備して、ご飯食べて出発だー♪」 とことん勝負に負ける優斗である
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