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雛希「ヒック…ヒック……」
優斗「ひな…お前の気持ちは伝わったから。後は俺…俺の気持ちとケジメを付ける必要があるから…もうちょっとだけ答えを待ってくれないか?」
雛希「うん…待ってる、ちゃんと待ってる」
優斗「ありがとう…」
観覧車も終わり二人は帰路につくのである…一言も会話が無く。その沈黙を破ったのは雛希だった
雛希「お姉ちゃんの所に泊まってきていい?」
優斗「ああ。気を付けてな」
雛希「うん」
雛希は宇都宮家へ、優斗は自宅へと向かった
雛希「お邪魔します」
すず「どうぞ~」
早々と家にいれ自室へと向かった
美涼「お帰り~」
すず「…お姉ちゃん…こういう時は素早いんだから」
美涼「まあね。で、どうだったの?」
雛希「ちゃんとデートしましたよ」
美涼「じゃなくて…自分の気持ちは伝えられたの?」
雛希「………………」
遊園地デートの中身を話した
美涼「あらら。告白しちゃったか」
すず「ひなちゃん……凄い」
美涼「確かに頑張ったわね……でも…
すず…ひなちゃんにアドバイスしてあげて。私はちょっと出かけてくるから」
すず「うん。わかった」
美涼「母さんにも言っておかなきゃならないかな…」
玄関に向かう前にリビングに向かった
美涼「今日、ご飯いらないからー」
と言い返答も待たずに家を飛び出した
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