130人が本棚に入れています
本棚に追加
優斗「ゆき…ちょっといいか?」
雪菜「ん?いいよ」
放課後になり屋上へと雪菜を呼び出すのであった
優斗「俺の気持ちを伝えるよ」
雪菜「…………うん」
優斗「まずは、ありがとな。こんな俺を好きになってくれて」
雪菜「ゆうがゆうだから好きになったんだよ」
優斗「ゆきらしい理由だな」
雪菜「だって昔からゆうのことは知ってたもん」
優斗「まあ俺も気付いたらゆきが隣りにいたもんな」
雪菜「でしょ?だからゆうの悪いとこもいいとこも知ってるもん」
優斗「だな。俺もゆきには惹かれるし、優しいし…助けて欲しい時は助けてくれるしな
何より可愛いしな」
雪菜「なんか…照れる〃〃」
……………………
優斗「でもな…ひなが現われた。……妹として接しようとしてきた…もちろん今もそうだ……いや、つもりだった…
俺は自分でも気付かない間にひなを一人の女として見ていた……
そして…
……………好きになったんだ」
雪菜「………………」
優斗「もちろんゆきのことも好きだ。でもひなの好きとは違うんだ…
だから………ごめん……」
雪菜「ふふ。やっぱりね…なんとなくはわかってたんだ…大事にしてあげなきゃダメだよ。雛希ちゃんのこと」
優斗「ああ…」
と…携帯電話がなった
雪菜「いいよ♪行っても」
優斗「すまん」
最高の笑顔で送り出す雪菜である
雪菜「……私…頑張ったよね…」
瞬間、泣き崩れた
雪菜「うぅ…わかっていたとしても……フラれるのは辛いよぅ…グスッ…」
今までの気持ちが込み上げてきて泣きじゃくる雪菜であった
最初のコメントを投稿しよう!