決断

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優斗「ゆき…ちょっといいか?」 雪菜「ん?いいよ」 放課後になり屋上へと雪菜を呼び出すのであった 優斗「俺の気持ちを伝えるよ」 雪菜「…………うん」 優斗「まずは、ありがとな。こんな俺を好きになってくれて」 雪菜「ゆうがゆうだから好きになったんだよ」 優斗「ゆきらしい理由だな」 雪菜「だって昔からゆうのことは知ってたもん」 優斗「まあ俺も気付いたらゆきが隣りにいたもんな」 雪菜「でしょ?だからゆうの悪いとこもいいとこも知ってるもん」 優斗「だな。俺もゆきには惹かれるし、優しいし…助けて欲しい時は助けてくれるしな 何より可愛いしな」 雪菜「なんか…照れる〃〃」 …………………… 優斗「でもな…ひなが現われた。……妹として接しようとしてきた…もちろん今もそうだ……いや、つもりだった… 俺は自分でも気付かない間にひなを一人の女として見ていた……      そして…     ……………好きになったんだ」 雪菜「………………」 優斗「もちろんゆきのことも好きだ。でもひなの好きとは違うんだ… だから………ごめん……」 雪菜「ふふ。やっぱりね…なんとなくはわかってたんだ…大事にしてあげなきゃダメだよ。雛希ちゃんのこと」 優斗「ああ…」 と…携帯電話がなった 雪菜「いいよ♪行っても」 優斗「すまん」 最高の笑顔で送り出す雪菜である 雪菜「……私…頑張ったよね…」 瞬間、泣き崩れた 雪菜「うぅ…わかっていたとしても……フラれるのは辛いよぅ…グスッ…」 今までの気持ちが込み上げてきて泣きじゃくる雪菜であった
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