決断

4/7
前へ
/383ページ
次へ
優斗「もしもし」 美涼「早く屋上から立ち去ってあげなさい」 優斗「え?」 美涼「いいから早く!生徒会室にいるから」 何がなんだかわからないが言葉通り至急生徒会室まで降りた 美涼「おかえり」 優斗「ただいま 見てたんだ……」 イヤホンを出してきた 優斗「盗聴かよ」 美涼「すずも聞いてるよ」 優斗「間違っても…」 美涼「ひなちゃんは聞いてないから大丈夫 そして生徒会室は貸し切りだから」 優斗「なぜ……?」 しばらく溜めて口を開いた美涼である 美涼「優斗、あなたも人なのよ?泣きたい時には泣いて…笑いたい時には笑う。それができるんだから…一人で背負い込まないでちゃんと吐き出しなさい」 まったく…この人はどうして……でも… 優斗「学校では泣かないって決めてるから。生徒会副会長兼理事長代行だから…」 美涼「そう言うと思ってたよ…だから帰るよ」 優斗「仕事…あるんだけど…」 美涼「大丈夫だよ」 パチンと指を鳴らすとすず&宇都宮家メイド'Sが出て来た 美涼「さあ…帰るよ」 優斗「…………了解」 半呆れで了承した 美涼「すず。今日も私戻らないから」 すず「了解。ゆう…お疲れ」 優斗「うん…」 美涼「ひなちゃんには私の部屋を貸してあげて」 すず「らじゃー」 水柳家へ向かう優斗&美涼である
/383ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加