第一話 魂を震わせて!

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タタタン、タタタタタ! 数十発の弾丸が軽い反動と銃声を伴って放たれる。 全高約20メートルほどの自動機動兵器を撫でるように全て弾丸が命中した。 しかし、ロヨラの言う通りまったく歯が立たない。 それどころか、自動機動兵器はロメをまったく意に介せず、破壊活動を続けている。 大型のサーベルが振り下ろされるたびに悲鳴があだった。 「お前の相手は俺だ!」 割れんばかりに叫んで、マシンガンに込められた残り全ての弾を自動機動兵器に放った。
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