回想~出会い~

21/27
前へ
/33ページ
次へ
「こう言う木は、売り物にしずらいんだよ。だから、あそこは紙の原料のチップとして2mに下ろすんだ。」 「あんまり曲がっていないよう様ですけど?」 「と思うだろう、でも倒してみると意外と曲がっているんだよ。」 へえ、そうなのか。少し曲がってるだけだと思ったんだが、難しいな。 「まあ、難しい事は今は良いか。普通は生えてる木の直径を一本一本計るんだよ。」 何百本もあるのにこれを計るのか!てか、一体どうやって計るんだろうか? 「何か道具があるんですか?」 「輪尺って言って、これを木に当てて直径を計るんだよ。場所も良いし、これくらいなら2人で1時掛からないだろう。」 2人で1時か。早いのかな?まあ、俺がやったんでは無理な事は確かだな。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加