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「永倉君、もしかして林業に興味ある?なんなら、話してみたら良いよ。まだ開店に時間あるし。」
俺は、そう顔に出ていたのだろうか。一応、俺は料理を出すついでに話してみる事にした。
「お待ちどう様です。」
「おっ、兄ちゃん初めてだな。俺は、小野ってんだ。こいつらからは、親方って呼ばれてるんだ。兄ちゃん名前と歳は?」
「永倉秀貞です。今年で25になります。」
「ほぅ、25か。まだまだ若いねぇ。うちにもそれ位のやつが欲しいんだ。どうだい、永倉君?」
「えっ、俺みたいな奴でも大丈夫なんですか!」
俺は少し驚いた。体力も人並みな俺に務まるのだろうか?
「大丈夫だよ。今は、若くてやる気のある奴が必要なのさ。」
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