2002年。絵奈22才。
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そして美紀さんは、慎くんの所へ行きなにやら話していた。 私達は後ろの方を歩きながらそれを見ていた。 突然、美紀さんは 『もぅいい!!』 と言ってどこかへ行ってしまった。 私は啓くんに、 「美紀さんの所行ってくる!!あとで、電話するから。」 と言って、美紀さんの後を追った。 美紀さんは、大きな木の根に腰を下ろしうずくまっていた。 「みーきさん!」 笑顔で近寄った。
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