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「さぁ!そろそろ男共の所へ行きますか。」
立ち上がりお尻に付いた砂を払いながら言った。
『慎くん。許してくれるかな。』
美紀さんも同じ様にして立ち上がった。
「大丈夫!ちゃんと素直に言えば………ねっ?」
『うん!』
私は啓くんに電話し、居場所を聞き、そこへ向かった。
「啓くーん!慎くーん!」
そぅ呼びかけ走り、啓くんの腕に私の腕を絡ませ先を歩いた。
『おい!慎達、大丈夫なのか?』
途中で、啓くんが心配して聞いた。
「うん!もう大丈夫だよ!」
そう言いながら二人で後ろを振り返ると、慎くんが美紀さんの頭をポンポンと優しく叩いてるのが見えた。
美紀さんが、隠し持ってたペアリングも渡してるのを見た。
「ね?ラブラブでしょ?」
『あぁ。』
………恋愛する、付き合うって言うのはいろんな問題がでてきて大変だ。
………でも、息詰まった時には、人の意見も必要なんだなぁ。
って思いながらも、無事四人の初めての、一泊二日の旅行は終わった。
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