1825人が本棚に入れています
本棚に追加
病院の駐車場には、慎くんが、待っててくれていた。
その姿を確認し、車を止めて、慎くんの所へ行った。
「慎くん!
お待たせ。啓くん、事故ったって、また骨折?」
『ん…とりあえず、病室行くから、ついてきて。』
「…うん。」
慎くんの顔に、笑顔はない。
真剣な表情をして、病院の玄関へ向かって行く。
私は少し後ろを歩いていた。
………なんかおかしい………
………いつもなら慎くんは、
『あいつも運わりーよなぁ!』
………なんて笑ってるはず………
………なんだろぅ………
最初のコメントを投稿しよう!