2003年5月18日。

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病院の駐車場には、慎くんが、待っててくれていた。 その姿を確認し、車を止めて、慎くんの所へ行った。 「慎くん! お待たせ。啓くん、事故ったって、また骨折?」 『ん…とりあえず、病室行くから、ついてきて。』 「…うん。」 慎くんの顔に、笑顔はない。 真剣な表情をして、病院の玄関へ向かって行く。 私は少し後ろを歩いていた。 ………なんかおかしい……… ………いつもなら慎くんは、 『あいつも運わりーよなぁ!』 ………なんて笑ってるはず……… ………なんだろぅ………
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