Totsuzen Maiden

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「……そ、そういえばそうです! 翠星石たちが来たときはいつも文句言いながら本を読んでますのに……」 二階のジュンの部屋に来るまでには真紅の姿は見当たらなかった。そして、目の前には豪華なトランクケース。 「……うん、そしてジュン君は目覚めない、となると……」 「夢の中です!」 「うん、それに雛苺も……」 トランクは2つ、律儀にも開きっぱなしになっている。 「まったく、揃いも揃って世話の焼ける連中ですぅ!」
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