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              「亮の望みはたった5%しかないん……?」                   たった5%…?                   「…落ち着こ…!         亮が起きてまうわ…」                 俺は運よく みんなに背を向けるようにして寝てたから顔は見られずにすんだ               「       みんな、 このことは亮に言うなよ?       亮の性格上、     こんなこと言うたらえらいことなる。         今日は もう遅いからみんな帰ろ?」                 「うん……」             「また明日こよ…?」                                   そのあとの話なんて 頭に入らなかった                   死ぬ                         その二文字だけが俺の中の全てを埋め尽くしていた            
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