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                看護婦さんは出ていった               俺の部屋は一人部屋                 他には誰もおらんかった                 殺風景な部屋               ベッドの横にある窓から外の景色が見える                 キレイな朝の太陽が 全てを照らす                 病院の中はあわただしく 動き始める                       そんな中で俺は一人                 動かない右足と右手を眺め               たった5%の希望という                   脱力感と無力感を感じていた                  
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