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チャイムが鳴り20分の休み時間。嫌な時間だ。
『なにされるかわからない!図書室に逃げよう!』
筆箱を机の中にしまおうとしたトキ、松本は私カラ筆箱を奪い床にたたき付けて足で踏み付けた。
先生は既に教室カラ出て行った後だった。
筆箱はグシャグシャ。
「まだ新しいのに…お母さんに叱られたらどうしよう…」
そう思いながら1日の授業は終わった。
下校途中トボトボと歩いていると後ろから「華!」姉の百合だった。
「お姉チャーン!」
私がいきなり泣き出したものだから姉はビックリして
「何かあったの?泣かないで話して!」
と必死に聞いてきた。
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