第3章 新たなる殺人

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「雅が死んだ……雅……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」   香奈の悲鳴が学校中に響いた。   「まてまてまて、上原の死体があるのはわかるが何で高塚の死体は消えてんだよ」   「確かに、おかしいな。」   「探すか」   徹が司に聞く。   「でもどうやって」   今度は司が徹に逆に聞く。  「そうだな、今いるのは13人か。じゃあ3人1組で別れて探そう。1組は4人だな。」   「3人1組か……少し危険だけど、広い学校を探すには丁度いいかもな」   司が徹の意見に賛成する。  そして、4組はこう別れた。     南校舎1、2階担当:〇司、恵子、亮佑   南校舎3、4階担当:〇香奈、信也、浩二   北校舎1、2階担当:〇徹、大樹、早織   北校舎3、4階担当:〇学、隆正、真理子、未来     「じゃあ、何かあったら各階の担当のリーダーに携帯で連絡すること。後、秀紀を見つけたらそれも同じように連絡する。で、いいかな」   「うん。」   司は徹に答えた。   「じゃあみんな、くれぐれも気を付けて。」   司の言葉に全員がコクと頷いた。         そして始まった。消えた死体の謎と、2人を殺した犯人探しが。
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