プロローグ

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月が出てない夜… 草原に1人の男が歩いていた… その男は足元まである長いマントを羽織っていて、顔は仮面を被っていた。 数分後、男が急に立ち止まり「ラントリウス、佳奈議詞魔法学園の情報は入ったか?」と囁いた。 いきなりストンッと空から少年が落ちてきて「まだ、入っておりません」と透透き通るような綺麗な声で言った。 男は「…そうか、わかった。報告ありがとう」とだけ言うと、また歩き出した。 男が立ち去ったあとに残ったラントリウスという少年は「フッ…誰がお前なんかに佳奈議詞魔法学園の情報をやるかよ、悪党め」と独り言をいい闇に紛れて消えて言った。
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