第一章~忘れられない人~

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「うそ。バイトないよ。家には誰も入れたくないんだ。汚いし」 拓也は苦笑いして言った。 「使えねーな」 竜平が言う。 「誰が使えねぇって?」 拓也が竜平を睨み付けた。 「まぁまあ、いいじゃないか。久しぶりに今日は三人で遊びに行こうぜ」 光輝が言う。 「家以外でなら遊ぶよ」 「どこ行くかー」 「…」 「ゲーセンでも行こうぜ」 「またゲーセンかよ」 竜平が突っ込む。 「行くところないんだからしょうがないだろ!」
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