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愛は恋と紙一重
クリスマス
暖かい家庭と温かい食事
それに迎えられる
人
その人の頭を
まんりきで
ギリギリギリ
軋ませる
男が歌う
男が眺める
「なぁ」
眺めていた男が問掛ける。
歌っている男が口を閉ざす。
「そういう詩って愛が与えられない奴が歌うって聞いたんだけどよ」
そこまで言うと歌っていた男が眺めていた男をにらみつける。
男は気にせず話し続けた。
「あれ、嘘だな。」
「何でだよ?」
「俺がお前を愛してるから」
ニィッと笑った男に歌っていた男は何も言えずにただただ真っ赤になって照れていた。
ヲワリ
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